コロナ禍の中で研究が萎縮してしまうのではないかと危惧していた が、noteで俎上に載せた久保朝孝氏の『紫式部日記論』( 武蔵野書院) の他にここ数ヶ月の間に以下の如く数冊の新刊が贈られてきたので 、出版発表活動に支障はないようで安心している。 もっとも武蔵野書院が創業百周年記念とやらでふつうなら1年分の 刊行に相当するような数量の出版をここ数ヶ月でこなしているよう だ。 誰の本を記念出版物とするかは武蔵野書院で自由に決めればよいこ とだが、その選択基準もあいまいなまま、 無節操に出版すると不快に感じる者も出てくるに違いない。
〇新注和歌文学叢書28『風葉和歌集新注三』(青簡舎)〈 贈り主:中城さと子・藤井日出子・乾澄子〉
〇廣田收・辻和良編著『物語における和歌とは何か』( 武蔵野書院)〈贈り主:廣田收・辻和良・野村倫子〉
これら個々の論文についてはいずれnoteで評価批判することに なるかもしれません。