ここに紹介するのは、『源氏物語』板本の54冊揃の袖珍本です。
絵入りなので、その絵を桐壺巻、空蝉巻、夕顔巻から、よく知られている場面を各1図ずつ掲載しました。
その隣には有名な慶安三年跋承応三年版(絵・山本春正)の同場面を合わせて掲出しておきましたので、この袖珍本の絵は承応三年版の山本春正筆のものを全く同じ構図で稚拙に描いた図様であることがわかります(白い方が承応三年版です)。
ここに紹介するのは、『源氏物語』板本の54冊揃の袖珍本です。
絵入りなので、その絵を桐壺巻、空蝉巻、夕顔巻から、よく知られている場面を各1図ずつ掲載しました。
その隣には有名な慶安三年跋承応三年版(絵・山本春正)の同場面を合わせて掲出しておきましたので、この袖珍本の絵は承応三年版の山本春正筆のものを全く同じ構図で稚拙に描いた図様であることがわかります(白い方が承応三年版です)。